ついに、
図書館で何度も見て

本当に図書館のこの本は私が1番
見てるのではなかろうかと

思うほど、見続けた本
『魚の手帖』小学館です。

この本の何が凄いって

まず、開いてスグに、
バンッとくる挿絵、図。

江戸時代後期の毛利梅園の
『梅園魚譜』、『梅園魚品図正』の物が使われてて、
物流の整った今では市場や魚屋に行くと、当たり前のように沢山の魚が並びますが
当時は冷凍・冷蔵機能は低いし物流も整ってない江戸後期に2百弱もの魚を
当然のように写真ではなく絵で描いてるんです。


そんな時代に、これを書いてることを連想してみて下さい。
って言うよりも、そんな時代にきっと、追い求めてた魚に出会えた時 、

思わず感動のあまり、特徴を強くイメージしちゃいません? 

だからこそ、
ヒレの位置や長さなどあれって思うことがあります。
そういう意味で正確ではないのですが、
なんて言うんだろう、特徴を凄く捉えようとしてて、
魚を伝えようとしている感じをかんじるんです!!

 

そして、文献としても、
俳句や歌舞伎の何処にでてくるのか書き込んであります。
そして、そこに出てくる食べ方が今の調理法ではないものが多かったり、俳句に出てくる食べ方がとてもシンプルで美味しそうなんです!!

是非、機会があれば読んでみて下さい!!
ちょっと、変わった魚の参考書です!!